洗濯で縮みきった服を戻す方法・縮み対策
洗濯で縮みきった服を戻す方法:ウール系(羊毛など毛素材)
①浴槽や大きなバケツに水を張る
②トリートメントを20-30gほど溶かす
③縮んだ服を形を整えながら30分ほど漬け置きする
④軽く水を切り、大きめのタオルに挟んで押しつけるように脱水
⑤脱水が終わったら陰干しする
ウール系は人間と同じで、生物の毛を使った素材です。
なので構造としても人間の髪の毛と同じようなイメージで問題ありません。
縮みを戻すにも人間の髪の毛と同じく、キューティクルを整えることで縮みを戻すことが出来ます。
ウール系の服が縮む原因
ウールは先ほども書きましたが、生物の毛を使った素材です。
ウール素材は細かく見ると表面に魚のウロコ状のタンパク質のような細胞が重なり合っています。
水に濡れるとこのウロコが開いてしまい、そこが洗濯中の摩擦で絡み合っていきます。
そうなると繊維同士が絡み合ってしまい、もともと独立していた繊維が戻らなくなって縮みを発生させてしまいます。
洗濯で縮みきった服を戻す方法:天然素材系(コットン素材など)
①浴槽や大きなバケツに水を張る
②柔軟剤を適量溶かす
③30分ほど漬け置きする
④脱水し、縮んだ部分が伸ばすように乾燥させる
根本として天然素材毛は縮まない服が多いです。
理由は元々繊維にされる過程で引っ張られて伸ばされているから。
もし縮んでも天然素材の縮みは着ているうちに少しずつ直っていきます。
天然素材系の服が縮む原因
水に濡れると伸ばされる前の段階に戻ろうとする性質があります。
そのため水分を含む量が多い場合だと他の衣服と同じように縮んでしまいます。
洗濯で縮みきった服を戻す方法:化繊素材(レーヨン素材など)
専門のクリーニング店などに相談して下さい。
ポリエステルやナイロンなどの化繊素材は縮みにくいのですが、レーヨンだけは別物です。
レーヨンは水に濡れると大きく縮んでしまうので水洗いそのものがいけません。
駄目元で良ければですが、服を引っ張りながら低温でスチームアイロンをかけてみましょう。
多少ですが縮みを伸ばす事は可能かもしれません。
元通りにはなりませんが試す価値はありますよ。
洗濯で縮んだ服を元に戻すには素材に注目しましょう!
ウール系
①浴槽や大きなバケツに水を張る
②トリートメントを20-30gほど溶かす
③縮んだ服を形を整えながら30分ほど漬け置きする
④軽く水を切り、大きめのタオルに挟んで押しつけるように脱水
⑤脱水が終わったら陰干しする
天然素材系
①浴槽や大きなバケツに水を張る
②柔軟剤を適量溶かす
③30分ほど漬け置きする
④脱水し、縮んだ部分が伸ばすように乾燥させる
素材によって元に戻す方法が違います。
間違った戻し方をすると余計に縮んでしまうなんてこともあり得ます。
はとばでした。