・100均の本カバー(ブックカバー)をお風呂で使いたい
・お風呂で本を読む方法を知りたい
・本を濡らさないコツは?
私は100均のブックカバーを使ってお風呂で本を読んでいます。
コツを掴めば本も濡らさず、シワシワにもなりません。
そんなお風呂で本を読む方法を写真付きで紹介したいと思います。
お風呂で本を読みたい
お風呂で普通に本を読もうとすると濡れちゃってページがめくれなかったり、シワシワになったりします。
紙本は水に弱いので当たり前といえば当たり前ですね。
それに間違ってお湯の中に本を落とすこともあるかもしれません。
ちなみに私は何度か挑戦して、そのたびに本を駄目にした経験があります。
その都度「もう二度とお風呂で本は読まない…」って思うんですけど、しばらくしたら同じことしちゃうんですよねー…
救えないアホでございます。
とはいえ、お風呂はリラックスできる空間でもあります。
その空間で自由に読書ができたらどんなに幸せな事か…!
本が好きな方はわかることでしょう。……わかりますよね?
それでですね。
今回は今までの経験を活かして、何らかの対策をしてからお風呂で本を読もうと思ったわけです。
本を濡らさない。落とさない。駄目にしない。
そんな方法をネットで調べてみました。
なるべく安く、お金を使わない方法を探す
調べるといくつか方法が見つかりました。
まず1つは専用のブックカバーを買うこと。
専用のブックカバーなのでしっかり防水。お風呂場でも安全に本を読むことができます。
ちなみにこちらの『YOU-BUMI(ユウブミ)』という商品が人気のようです。
というかこれ以外見つかりませんでした。
説明を読むと完全防水はもちろんのこと、ページも凹凸加工の指サックで簡単にめくれるようです。
防水でもページがめくりにくいとそれだけでストレスになります。
後に紹介しますがジップロック方法がまさにそれで、死ぬほどページをめくりにくいというストレスにしかならない代物でした…(笑)
なのでこういった機能はあるだけでとても助かります。
サイズも文庫から上製本まで対応しているようで、基本的に好きな本を持ち込んで読むことができそうです。
これは十分使えそう…
ただ、ひとつ気になるのがお値段。
だいたい3,000円ちょっとなんですけど、個人的にお風呂で本を読むための道具にそれだけのお金を払いたくないという気持ちがありまして。
なのでこれはいったん見送りました。
悪くない商品だと思うんですけどね。
ジップロックに消しゴムはかなりキツイ
次に見つけたのはジップロックを使う方法。
やり方は大きめのジップロックに本を入れてその状態で読むといったもの。
この状態だとページがめくれないので消しゴムをジップロックに入れて、ページをめくるときは消しゴムを袋の上から使って上手いことめくります。
と、文章にするといい感じにみえるんですけどね。
これめっちゃ使いにくいです。本にまったく集中できません。
絶対にやらない方がいいです。
ページをめくるのが至難の業すぎて疲れます。
というかページめくるときに本が折れそうになるのが怖すぎる。
私が下手なだけかもしれないんですけど、消しゴムでページがクシャってなるんですよ!
それでクシャってならないよう気を付けて慎重にめくるじゃないですか。
そうすると今度は本に集中できなくなって、お風呂に入っているのに疲れるという最悪の結果に。
本当にこれは試さない方が身のため…、いや、本のため!
よっぽどの人じゃない限りはこれはやめときましょう。
電子書籍という方法は?
電子書籍で問題ない人はこれが一番すんなり解決する方法ですね。
ただ、私の場合はブックオフで買った中古本をお風呂で読みたいのでこれは却下。
とはいえ、電子書籍はタブレットを防水ケースに入れるだけでいいから準備も楽。
持ち続けるのが辛いならバスブックスタンドを使うと手がフリーになりますし、この防水ケースなんて片手でタブレットを支えれるように手のところにストラップも付いています。
調べてて、こんなの売ってるんだーって感心しちゃいました(笑)
濡れてもいい本を買ってくるという発想
これも個人的にはありだと思っていて。
中古本とかを安く手に入れて、多少濡れてもいいやーって気持ちで読む。
私も100均のブックカバーを最初に試したのは中古本でした。
濡れなかったらそれはそれで良し。濡れたら中古本だし…!って割り切れるので気持ち的には楽でしたね。
100均の本カバー(ブックカバー)を使ってみた
悩んだあげく100均のブックカバーを使ってみたんですけど、意外と一番しっくりきました。
使うのは100均のブックカバーとハンドタオル2枚だけ。
本当にこれだけです。
しかもブックカバーも別にお風呂用とかじゃなくて、普通のクリアカバーだったりします。
使い方は簡単。
100均のブックカバーを装着し本を読むだけ。
つまり一切手を加えていません。
この状態でお風呂場に持って行きます。
マジか!って思いますよね。
マジなんです。
結局はこのノーマルスタイルが読みやすかったです。
これだけだと、「こんな状態じゃ本が濡れるわ、アホ!」
って声が聞こえてきそうですね。
確かに濡れそうではある。私も最初はそう思いました。
でも実際試すと分かるんですけど意外と濡れないし、ジップロック方法みたいに折れる心配もない。
ページの面には余計なカバーも無いので字も読みやすいし、手についた水滴だけ気を付ければ問題なく読めます。
下手に小細工するより読みやすくて感動しちゃいました。
じゃあ実際どうやって読んでいるのか、その辺の上手く読むコツを紹介しましょう。
カバーの種類には気を付けて…!
その前に100均のブックカバーについて注意してほしい点が一つだけあります。
それはできるだけ全体をカバーできるタイプを選ぶということ。
画像のようなタイプが理想的です。
ある程度全体をカバーできるものなら材質は気にしなくていいですよ。
逆に向いていないブックカバーはこちら。
こっちのブックカバーは上の方がむき出し状態なので避けましょう。
隙間が空いていると湿気が入り込み、本がシワシワになる可能性が高くなってしまいます。
ちなみに私はダイソーで買いましたが、どこの100均でも似たようなブックカバーは売っていますので探してみて下さい。
本をお風呂で濡らさないコツ
100均のブックカバーは防御力なんてあってないようなもの。
完全には本を守ることができません。
ではどうやって本を守るかというと、ハンドタオルを上手く使い回します。
ここではハンドタオル①、ハンドタオル②と名付けるとしましょうか。
ハンドタオル①は手についた水滴を拭うために使います。
湯舟に手を入れた、シャワーを浴びた、どんな形であれ水滴が付いたと思ったらハンドタオル①で手を拭いてください。
手からの水滴を拭うだけで本へのダメージはだいぶ減ります。あなたが想像するよりダメージはありません。
この中古本は数回に分けて浴室で読んだのですが、見ての通りシワシワにもなってないし水シミも無くて状態的には綺麗。
「意外と綺麗かも…」って少しでも思った人。
これを許容できるのであれば100均のブックカバーでもお風呂で読書ができます。
もちろん浴室なので水がはねる可能性もありますが、表紙や背表紙の方はカバーがかかっているのでノーダメです。
不意にページの方にはねたら…。うん、残念ですが諦めてください。
それはさすがに100均では対応しきれません。
なるべく静かにお湯に浸かっていましょう…
ハンドタオル②は本を置いておくときに使います。
読むのを中断して浴室内にそのまま置いておくと、湿度によって本がシワシワになってしまいます。
これはできるだけ避けたい…
そんなときにハンドタオル②で本を包みましょう。
これで100%とは言わずとも、ある程度の湿度をカットできてますので、本がよれたりシワシワになりにくくなります。
湿度からは逃げられない
あとですね。
「湿度にはどう対処するんですか…?」って質問に関してはこう答えます。
…対処しません!てか対処しきれません!
100均のブックカバーでは限界があります。というか、お風呂の時点で湿度は避けられぬ運命です。
それこそ『YOU-BUMI(ユウブミ)』のような商品じゃないと対処は無理。
どうしても湿度が気になるならこれ買った方が快適に読めます。
私は湿度に対してはノーガードで挑んでいます。
それでも意外と読めるし、本にダメージが少ないので満足しています。
画像を見てもシワシワにもなっていないし、そんなに過敏にならなくていいと思います。
一つ言うのであれば、紙のしおりじゃなくてプラスチック製のしおりを使うべきですね。
紙のしおりは湿気でボロボロになりました。
プラスチック製は丈夫だし、湿気にも強いから個人的に一つあると便利かなーって思います。
お風呂で100均の本カバーを試す価値あり!
なんというか、お金に余裕あるなら『YOU-BUMI(ユウブミ)』試してもいいと思います。
使い勝手も良さそうですし。
ただ、100均のブックカバーも使い方ひとつで十分活躍できます。
とりあえず100円で買ってきて試してみて下さい。それで駄目だったら他の方法を考えましょう。
失敗しても100円ですから。(本代は別ですが)
この経験があなたの役に立ったら幸いです。